心身症〜ストレスと心の病気

心身症とは、精神的なストレスが要因となって、身体的にも影響が波及して身体的な症状が現れてくる病気です。胃潰瘍・下痢・・・・などさまざまな病気を発病します。ストレスが原因の代表的な病気です。

心身症と神経症

心身症と神経症の違いは?

心身症と神経症は、どちらもストレスで発病する病気ですが、その違いはどこにあるのでしょうか?

心身症というのは神経症(ノイローゼ)の兄弟的な病気です。その違いは、神経症の人は「心の内側」で悩むのに対し、心身症は実際に体の病気になって苦しみます(例としては喘息とか湿疹とか偏頭痛とか脱毛症など)。

病気の原因は、どちらも「心(ストレス)」なのですが、しかし症状が、神経症では「心」、心身症では「体」に現われるのです。人によっては、心身症と神経症を二つ同時に発病する人も少なくありません。

心身症と似たようなストレスが原因の病気(神経症)が有ります。自分では痛みを感じ、実際に症状は確認できるのですが、身体的には悪い所が見つからない病気である身体化障害と、自分では病気だと思い込んでいるが、症状も体の異常もみられない、心気症があります。

・心気症

 医師の診断では特に異常がないのに自分は病気であると信じてしまう。特に痛みとかはなく不安感が襲う。

・身体化障害

 ストレスが原因で、痛みなどの身体的な症状がでますが、診断では悪い所がみつからない。一般にストレスから開放されると症状は回復する。

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